夏休み、ヨーロッパバイク一人旅

オランダ（おそらくヨーロッパ中）では、ほとんどの人が数週間から1ヶ月ほどの夏休みを取ります。ボスが長い夏休みを取るので、部下も気兼ねなく休めます。適度な休みは精神衛生的にもとても重要で、中長期的に見れば仕事の生産性も上がると思います（あくまで個人の意見ですが）。長期休暇をとるのは本当に良いシステムだと思います。

長期休暇の行き先は、大きく2つに分かれます。一つはスペイン、ギリシャなどのいわゆるバカンスの旅行です。ビーチやプールサイドでお酒を飲んだりしながらひたすらゆっくりします。もう一つはアジアやアフリカに行ったり、山に登ったりするアクティブな休暇です。僕はもっぱら後者のアクティブな休暇が好きです。ゆっくりバカンスというのもたまにはやってみたいですが。。

僕は日本にいたころからバイクが好きで、こちらでも中古の600ccのバイクを買って乗っています。オランダはひたすら平坦で風も強く、バイク乗りには決して良い国とはいえませんが、ヨーロッパはコンパクトでどんな国にもバイクで割とすぐに行けます。

去年の夏は東ヨーロッパにバイク一人旅をしましたが、今年はバルト三国、北欧（フィンランド、スウェーデン、デンマーク）へ行ってきました。ヨーロッパは陸続きなのですが、一つ国境をまたげば人も雰囲気が大きく変わることもあり、その違いを見るのが楽しいです。オランダへ帰ってきたときの疲労はすさまじかったですが、一期一会の出会いも多くあり、とても実りのある旅になりました。

まだ同僚の多くは休暇中で、大学内は閑散としています。これから秋にかけていくつか重要な学会がありますので、しっかり準備して望みたいと思います。

CBR600F, オランダ風カラー。 

 ラトビアのビーチ。

エストニア（タリン）

スウェーデン（ストックホルム）

スウェーデン（Gothenburg） 

 デンマーク（ナスカの地上絵）