2014年12月26日金曜日

クリスマスなんて研究者には関係ない

今日はクリスマス。クリスマスにも大学に来て働くなんていうのは東アジア人しかいません。ヨーロッパ人はクリスマス前後二週間くらいはがっつり休みをとって自国に帰り、家族とクリスマスを過ごす人が大半です。

私も本当はこの年末年始に日本に帰りたかったのですが、10月に帰ったばかりだということと、たまった仕事を一気に片付けるチャンスだったので、今年はオランダに滞在することにしました。

私が日本にいたときは、先生も学生もクリスマス、正月に関係なく働いていたような気がします。(三が日くらいは休む人が多かったかもしれません。)休みをとっているときもみな常にメールはチェックし、休暇中の先生にメールを送ってもすぐに返信が来たものです。

ここオランダでは少し様子が違います。クリスマス休暇中のボスにメールを送っても、「1月4日まで休暇中です」といった内容の自動返信メールが来るだけで、ちゃんとした返信は一切返って来ません。学生も、きっちり休暇はとり、メールのチェックもしていない人が多いです。

仕事の進展を考えるとメールの返信はしてほしいところですが、個人的には休暇をしっかりとる習慣は本当にいいことだと思っています。リフレッシュできることはもちろん、休暇までにある程度の仕事をまとめようと瞬間的にいつもより頑張る人が多いのです(仕事をまとめずに休みに入ってしまう人もいますが)。日本ではボスが休暇を取らないので、学生も取りづらい雰囲気がありますよね。メリハリをつけるという点はヨーロッパ人は上手な気がします。

それにしても、周りが休暇中に働くのは、邪魔が一切入らず仕事が非常にはかどります。問題は食堂はもちろん、周りの売店などもすべて休業中なことです。24時間365日営業のコンビニや吉野家がある日本は素晴らしいと思ったクリスマスの午後でした。


にほんブログ村 海外生活ブログ 海外留学(ヨーロッパ)へ


0 件のコメント:

コメントを投稿