1クラスに25人ほど、ほとんどが1年生です。1回90分程度で、電磁気学の指定された問題を毎回3題ほど一緒に解きます。
高校物理や高校数学もおぼつかない学生がたくさんいて、またやる気の感じられない学生も多くいます。
ただこれも仕事のうちなので、準備も時間をかけてやっています。(ちなみに授業を受け持っても追加の手当てなどは一切なく、ただただ研究の時間をとられます。ただ自分自身への復習になりますし、いい経験にもなっています。)
時折かなり難しい問題もあり、それをメディカルサイエンスの、しかもついこの間まで高校生だった学生にわかりやすく説明する、というのは簡単ではありません。そして問題を解いている側も途中で飽きているのが感じられます。
授業の途中で帰るのは基本的には禁止らしいのですが、私は大学は勉強したい者だけが来るところだと思っているので、帰りたい学生を引き止めることはありません。とはいっても普段は途中で帰る学生は1人か2人くらいです。
今日はホリデーシーズン直前の夕方の授業だったこともあり、出席者は20名弱でした。さらに問題が全て難しいとあり、多くの学生が途中で帰って最後まで残ったのが8名くらいとなりました。
ですが残った学生は全てやる気のある学生で、こちらとしても説明のしがいがありました。ビオ・サバールの法則を使い、外積の積分をするという1年生には難しい問題でしたが、最後には理解してもらえたようです。
終わった後に、すがすがしい表情をした学生たちから「Thank you」といってもらえたときには、やった甲斐があったなあと思いました。(すがすがしい表情をしていたのは単にホリデー前だからかもしれませんが。)
やる気のある学生に教えるというのは、いつでもハッピーなものです。
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